ルカク、ツィエク、オバメヤンらは“不要なスターたち” アメリカ遠征帯同もなしか

ルカクもインテルでのプレイを希望しているようだ photo/Getty Images

メンバーを整理しなければならないチェルシー

昨季のリーグ戦を12位という不本意な成績で終え、立て直しをはかるプレミアリーグのチェルシー。選手をやみくもに獲得したことがチーム状態の悪化を招いてしまい、肥大化したスカッドの整理は新監督マウリシオ・ポチェッティーノをシーズン前から悩ませている。

そんななか、数名の選手が今後予定されているアメリカツアーに帯同せず、チームを離れることが濃厚になったようだ。英『Mirror』によると、FWロメル・ルカクはレンタル先のインテルでのプレイを望んでおり、チェルシー側も売却を希望している。一時はアメリカツアーにも帯同するのではと言われていたが、チェルシーはルカクのプレシーズンのチームへの合流を遅らせたようだ。

さらに英『Daily Mail』では、ほかの“不要なスターたち”のチーム合流も遅らせると報じられている。ルカクのほか、FWハキム・ツィエク、FWピエール・エメリク・オバメヤンのチームへの復帰日が調整されたようだ。
同紙によれば、これらの選手はシーズンが始まるまでに売却されるとみられている。単に戦力外ということだけではなく、コブハムの練習場に多くの異なるグループができることを阻止する狙いがあるという。人員過多はやはりポチェッティーノの頭痛の種であるようだ。

また、2週間ほどアメリカツアーに出ることになるため、その間に移籍を整理するための時間を作るという狙いもあると伝えられている。

ツィエクやオバメヤンは、サウジアラビア方面からの関心も取りざたされている。チェルシーの人員整理は、開幕までにどこまで進むのだろうか。

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