ペップ・シティがトレブル達成 デ・ブライネのアクシデントも乗り越えCL初制覇

CL初制覇を果たしたシティ photo/Getty Images

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獲れなかったCLをついに制覇

3冠と初のCL制覇に向けてインテルとの試合に臨んだマンチェスター・シティ。ペップ・グアルディオラ就任以降、イングランド国内では圧倒的な強さを発揮していたシティだが、唯一獲れていなかったタイトルがCLだ。

怪我でスタメンを外れたウォーカーの代わりにアケが入り、アカンジをCBで起用し、ストーンズが右SBで起用されたシティだったが、インテルの強固な守備の前にいつものサッカーをさせてもらえなかった。そして前半終盤にシティにアクシデントが起こる。ケビン・デ・ブライネが怪我で交代を余儀なくされる。デ・ブライネは2020-21シーズンのチェルシーとの決勝戦でもアクシデントによる途中交代を余儀なくされたこともあり、2年前の決勝が頭によぎった人も少なくはないだろう。

前回の決勝では、前半に決められた失点を取り返すことができず涙を飲んだが、今回のシティはエース交代後も大きく崩れることなく、試合を進めた。なかなかインテルゴールを脅かすことができなかったが、68分にMFロドリが春の穴を通すシュートを決め、欲しかった先制点をマーク。
試合終盤にインテルの猛攻を受けるものの、GKエデルソン・モラエスやDFルベン・ディアスを中心としたDFラインが最後まで集中を切らさずに1点を最後まで守り切り、1-0で勝利し、悲願のCL制覇を実現させた。

これでシティは、プレミアリーグ、FAカップ、CLを制覇し、トレブルを達成。ペップは2008-09年のバルセロナ以来の3冠を達成し、2回目のトレブルを達成した唯一の監督となった。

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