スイスで輝き来季はプレミアリーグ初挑戦 日本代表に復帰した川辺駿に期待する武器

グラスホッパーで活躍する川辺 photo/Getty Images

来季よりウルブズへ復帰

日本代表は6月に行われるエルサルバドル戦、ペルー戦のメンバーを発表した。その中で久しぶりに代表復帰となった川辺駿は、日本代表で自身の持ち味を発揮できるだろうか。

2021年にサンフレッチェ広島からグラスホッパーへと移籍した川辺は、1年目からリーグ戦34試合7ゴール2アシストを記録。すると昨夏にはウォルバーハンプトンへの加入と、グラスホッパーに期限付き移籍することが決まり、今季も継続してスイスでプレイすることとなった。

すると2年目の川辺はさらに存在感を発揮し、リーグ戦32試合9ゴール6アシストとMFながらチームトップのゴールとアシスト数を記録している。そのパフォーマンスが十分に評価されて来季のウルブズへの復帰と、2年ぶりの日本代表への招集が決まった。

豊富な運動量と推進力のあるドリブルも魅力的な川辺だが、やはり卓越したテクニックとパスはチームの支えになるだろう。ボランチから強烈なミドルシュートを打つこともでき、得点力のある中盤として台頭に期待される。

さらにスイスでも決めているようなセットプレイのキックにも注目したい。現在の日本代表はセットプレイのキッカーが不在であり、川辺がその地位をつかむことも十分に可能だ。そうなれば、日本代表にとっても大きな武器になることは間違いない。

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