「今では詳細を詰めるだけ」 ナポリの韓国代表DFキム・ミンジェのマンU移籍が間近?

今夏の去就が注目となりそうなキム・ミンジェ photo/Getty Images

加入1年目ながらナポリ守備陣の柱に

現在プレミアリーグで4位につけているマンチェスター・ユナイテッドは、来季のチャンピオンズリーグ出場が現実味を帯びてきている。実現した場合は、夏の補強の重要性が増すことになるだろう。

特に叫ばれているのはストライカーの獲得だが、センターバックの補強も進めているようだ。

英『Sport Witness』によると、ナポリのセリエA制覇に大きく貢献した韓国代表DFキム・ミンジェのマンU行きが近づいている。「キム・ミンジェの代理人がマンUと契約するよう本人を説得した」「今では詳細を詰めるだけ」とナポリの現地メディア『Il Mattino』が報じているという。
マンUがキム・ミンジェを獲得するとなれば、最優先ではないCBの補強に5000万〜6000万ユーロ(約74億円〜約89億円)を費やすことになる。そのため「一見すると、この移籍は明白なものではない」という見解を英『Sport Witness』は示している。

しかし、マンUの最近の状況を踏まえるとそうとも言い切れない。4月中旬にDFリサンドロ・マルティネスとDFラファエル・ヴァランの両レギュラーCBが負傷離脱して以降、DFヴィクトル・リンデロフやDFハリー・マグワイア、左サイドバックが本職のDFルーク・ショーなどが代役を務めてきたが、やはり最終ラインの安定感は大きく減る。もう少し安価な選手を狙うべきかもしれないが、CBの陣容にテコ入れが必要であることは間違いないだろう。

過去には元韓国代表MFのパク・チソン氏や現在セレッソ大阪でプレイしているMF香川真司などもマンUで活躍したが、再びアジア人がプレミアの名門に挑戦することになるのか。

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