アペルカンプ真大が2試合連続で希望を繋いだ デュッセルドルフ、大逆転昇格なるか

今季リーグ戦で6ゴール9アシストを記録しているアペルカンプ photo/Getty Images

1G1Aの活躍で勝利に貢献

デュッセルドルフは6日、ブンデスリーガ2部・第31節でキールをホームへ迎え入れ、3-0の勝利を収めた。そして、この一戦で存在感を放って見せたのがMFアペルカンプ真大だ。

前節のカールスルーエ戦では、途中出場ながらピンポイントクロスで決勝ゴールをアシストし、チームを逆転勝利へと導いていたアペルカンプ。この日は2試合ぶりにスタメン出場を果たすと、目に見える形ですぐさま指揮官の期待に応えてみせる。

14分、左サイドの深い位置まで侵入したMFエマヌエル・イヨハが中央へクロス。これをニアサイドへ走り込んだFWダニエル・ギンチェクが頭でそらす。すると、その背後に走り込んでいたアペルカンプがGKの立ち位置をしっかり見極めながら、頭で冷静に右サイドネットへ流し込み、貴重な先制点を奪って見せたのだ。
さらに、アペルカンプは直後の19分にも魅せる。右CKのキッカーを任されると、ゴールから逃げるクロスで主将アンドレ・ホフマンのヘディング弾をアシスト。1ゴール1アシストの活躍で、前節に続いて再びチームに勝利をもたらした。なお、アペルカンプはキール戦での活躍により、今季リーグ戦で6ゴール9アシストを記録している。

前日に行われた試合で、3位ハンブルガーSVと4位パダーボルンがドロー。2連勝で5位に浮上したデュッセルドルフは、3試合を残して入れ替え戦へ進むことができる3位との勝ち点差を「4」まで縮めている(4位ザンクトパウリとは同じ勝ち点)。

以前、ブンデスリーガ(1部)への思いをメディアの前で明かしていたアペルカンプだが、自らの活躍によりデュッセルドルフの希望を2試合連続で繋いでみせた。この調子でチームを大逆転昇格へ導けるか。

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