A・サンチェス、ディ・マリアらと《マンU21世紀ワーストイレブン》に? ファン・デ・ベーク苦しき3年間

マンUでは真価を発揮できていないファン・デ・ベーク photo/Getty Images

アヤックス時代の良さが発揮できていない

エリック・テン・ハーグの下で着々とチームの形を作り上げているマンチェスター・ユナイテッド。

FWマーカス・ラッシュフォードの覚醒、センターバックでも力を発揮するDFルーク・ショーなど、テン・ハーグの手で変わった選手も多い。

本来ならばその波に乗りたいところだったのだが、MFドニー・ファン・デ・ベークのマンチェスターでのキャリアはこのまま終わってしまうのだろうか。
2020年にマンUへ加入してからというもの、ファン・デ・ベークは苦しい時間を過ごしてきた。出場機会は増えず、年明けからは怪我で長期離脱している。アヤックスからマンUへの移籍はステップアップだったが、上手くいっているとは言えない。

英『The Sun』は、このままでは『マンUの21世紀ワースト補強』に入ってしまうかもしれないと指摘する。

名将アレックス・ファーガソン氏が退任してからのマンUは補強で迷走してきたところがあり、その中でMFアンヘル・ディ・マリアやFWメンフィス・デパイ、アレクシス・サンチェスらヒットせぬ補強が続いてしまった。

彼ら3人も同メディアの紹介するマンU21世紀ワーストイレブンに入っているのだが、その顔ぶれはGKアンデルス・リンデゴーア、DFアレクサンダー・ビュットネル、マルコス・ロホ、ギジェルモ・バレラ。

MFはモルガン・シュナイデルラン、クレベルソンがボランチ、ウイングバックにウィルフリード・ザハとベベ、そして前3枚は前述したデパイ、ディ・マリア、サンチェスだ。

ここにファン・デ・ベークが入っても不思議はないか。それほど影は薄くなっており、アヤックス時代に見せていた攻守にダイナミックな動きはほとんど発揮されていない。

オランダ代表での立場も変わってしまい、ファン・デ・ベークにとってこの3年は非常に苦いものとなっている。

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