アルバレスかハーランドか? ハーランドの練習復帰で 9日のサウサンプトン戦での起用は

驚異的なゴール数を誇るハーランド photo/Getty Images

気になるCFの起用

9日にプレミアリーグ第30節サウサンプトン戦を迎えるマンチェスター・シティ。数日後にはCLラウンド8の1stレグ、バイエルン・ミュンヘン戦と重要な局面を迎える。そんなシティに嬉しいニュースが舞い込んできた。エースFWのアーリング・ハーランドが水曜日の練習に復帰したと、英『Evening Standard』が報じている。ハーランドはインターナショナルウィーク期間中に負傷し、戦線を離れていた。

ここまでリーグで28得点を記録し、チームの約39%の得点を彼が記録している(71ゴール中28ゴールがハーランド)。そんなエースストライカーの復帰は間違いなくチームにとってはプラスだ。しかしエースを欠いたリヴァプール戦では、代役のフリアン・アルバレスが見事な活躍を見せ、好調をアピールしている。

少し前の状況であれば、ペップも迷わずハーランドを起用したかもしれない。しかしシーズン終盤に向けてより重要な試合が続くため、選手起用は重要な問題だ。1試合でも落とすとリーグの逆転優勝の可能性は限りなく低くなり、CLやFAカップを終えると、アーセナルとの直接対決が待ち受けている。
ストライカー負傷の報道が出た際は不安視されたシティであったが、その不安をリヴァプール戦でのアルバレスの活躍が吹き飛ばした。どちらのストライカーも世界トップレベルであることは疑いようがない。典型的な9番タイプのハーランドと、ゼロトップとして流動性をチームにもたらすアルバレスのどちらが起用されるのか、ペップの采配に注目したい。

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