迷えるチェルシーの救世主はカンテしかいない レアルとの一戦間近にチームを活性化

ようやく復帰してきたカンテの存在は大きい photo/Getty Images

攻守において圧倒的な存在感を見せつけた

今シーズン2度目の監督解任に追い込まれ、大型補強を行うも思うように勝ち点を積み重ねていけないチェルシー。29試合を終えた時点で勝ち点39の11位と、チャンピオンズリーグ圏内も難しい順位につけている。しかし、チャンピオンズリーグのベスト8には残っている。

4月13日にレアル・マドリードとの1stレグをアウェイで迎えるが、チェルシーを取り巻く状況は悪いものばかりではない。そのうちの一つが、MFエンゴロ・カンテの復帰である。1日のアストン・ヴィラ戦では後半途中から出場し、5日のリヴァプール戦では8月以来のスタメンで出場。68分までプレイした。

試合はスコアレスドローに終わったものの、この試合のカンテの活躍を英『Daily Mail』も絶賛している。同紙ではカンテのプレイをこう報じている。
「その夜のキャプテンであるカンテは、最初から主導権を握り、チェルシーのプレイに別の次元をもたらした。彼のエネルギーは比類ない。存在感は必見で、影響力は疑う余地がない」

豊富な運動量だけではなく、守備時のボール奪取から推進力ある攻撃へのトランジションはチェルシーを間違いなく復調へ導くだろう。

ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、エドゥアルド・カマヴィンガという世界最高峰の中盤に挑むには、カンテの存在が必須になる。

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