実は昨季と“3ポイント”しか離れていないマンUの勝ち点 トップ4フィニッシュへ問われる終盤力

テン・ハーグの下で確実に強くなっているマンU photo/Getty Images

昨季は終盤に乱れが出た

今季はEFL杯を制するなど、エリック・テン・ハーグの下で充実の時を過ごすマンチェスター・ユナイテッド。

チームが良い状態にあるのは確かだが、実はリーグ戦の成績は昨季までとほとんど変わらない。

今季のマンUはここまでリーグ戦27試合を消化し、勝ち点50を稼いでいる。現在の順位は4位だ。
対して昨季のマンUは27試合消化時点で勝ち点47を稼いでいた。ここまでは3ポイントの差だ。

ただ、昨季は残りの11試合が悪かった。ここで3勝2分6敗と大きくペースを落としてしまい、最終的には6位でフィニッシュしている。

現在マンUの順位は4位。トップ4フィニッシュへ向けて大事なのはここからだ。1日にはトップ4を争うニューカッスルに0-2で敗れており、こうした取りこぼしは避けなければならない。

まだチェルシー、トッテナムとの対戦を残しており、4月にはブライトンとのFA杯準決勝に加えてセビージャとのヨーロッパリーグ準々決勝もある。FA杯とヨーロッパリーグも優勝を狙いつつ、トップ4フィニッシュも実現できれば言うことなしだ。失速せずに今季終盤まで戦い抜けるのか。トップ4フィニッシュを逃してしまえば成功とは言い難く、ここからの2カ月が勝負だ。

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