「事前に連絡もなかった」「最初の会話は火曜の夜」トゥヘル監督、バイエルン指揮官就任の経緯を語る

会見に臨んだトゥヘル新監督 photo/Getty Images

チームには3冠の可能性がある

ユリアン・ナーゲルスマンを電撃解任、新たにトーマス・トゥヘルを指揮官に迎えることになったバイエルン・ミュンヘン。クラブは記者会見を開き、トゥヘル監督は就任の経緯、目標などを語った。

「ユリアンが築いたスターティングポジションをうまく利用しなければならない。3つの大会すべてでトロフィー獲得のチャンスがある。もちろんリスクは伴う。しかし、プレッシャーとストレスは大好物だ。自信を持って取り組むことが重要だ」

「おそらく金曜日までナショナルチームの選手たちに会うことはないだろう。驚くべきタイミングだ。ディテールが重要になる。何ができるかについては、多くのアイデアと期待を持っているよ。とても楽しみにしている。すべてのタイトルのためにプレイすることが大事だ」
「意外なタイミングで、予想もしていなかった。事前に連絡もなかったしね。国外でキャリアを続けるものだと考えていた。最初の会話は火曜日の夜だ。挑戦の大きさが決定的な理由になった。私は待ちきれなかったよ。決定はとても迅速だった。私にとって最善の選択肢だ」

トゥヘル監督は会見のなかで、指揮官就任が突然のできごとだったことを明かしている。

ドルトムント、パリ・サンジェルマン、チェルシーなどを率いた豊富な経験をもつトゥヘル監督。チェルシー就任時は今回と同じく途中就任ながら時間をかけずにチームをまとめ、チャンピオンズリーグ制覇に導いている。バイエルンでも同様に指導力を発揮し、3冠に導くことができるだろうか。

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