今のトルコサッカー界にトルコのメッシと期待される選手がいるのをご存知だろうか。
数年前には、ドルトムントでプレイしていたMFエムレ・モルが話題を呼んだ。レフティーアタッカーのエムレ・モルもメッシと比較されたことがあり、ドルトムント在籍時は期待されていた。しかし、今話題なのはエムレ・モルではない。
スペイン『as』によると、バルセロナやアトレティコ・マドリードが目をつけているのがフェネルバフチェに所属する18歳MFアルダ・ギュレルだ。
18歳ながらトルコ代表デビューも済ませているギュレルは、今季は国内リーグでも10試合に出場して2ゴールを記録。ヨーロッパリーグでも1ゴールを記録しており、市場価値も1100万ユーロまで上昇している。昨年代表デビューを果たしていることを考えても、トルコサッカー界はギュレルに期待をかけているのだろう。
ちなみにフェネルバフチェには、前述したエムレ・モルも所属している。エムレ・モルはドルトムントでポジションを確保できず、そこからスペインのセルタ、トルコのガラタサライ、ギリシャのオリンピアコス、トルコのカラギュムリュクと渡り歩き、昨夏からフェネルバフチェに所属している。当初の期待度を考えると、25歳時点でのエムレ・モルには物足りなさが残る。トルコのメッシとは言えないだろう。
今の話題はギュレルの方に移っているようだが、ギュレルはビッグクラブで活躍するタレントになるのか。メッシと比較されるのはプレッシャーとなるだろうが、かかる期待は大きい。