今季バルセロナからチェルシーへと移籍したピエール・エメリク・オバメヤンは、ここまでプレミアリーグ11試合1得点と苦しいシーズンを送っている。さらにクラブは今冬にミハイロ・ムドリクやエンソ・フェルナンデス、ジョアン・フェリックスら積極補強を行って新戦力を加えた。
その結果、UEFAチャンピオンズリーグの登録メンバーにも外されてしまうなど散々な扱いとなっているオバメヤン。英『Mirror』によれば、CLの登録外となったことにオバメヤンはショックを受けており、欧州の冬の移籍市場が閉まった現状でも移籍先を探している模様だと伝えられている。
ただオバメヤンは今季バルセロナとチェルシーでプレイしており、FIFAの規定によって2022-23シーズンは、3つ目のクラブでプレイすることはできない。ガレス・ベイルが引退したことによって、新たな得点源を探しているロサンゼルスFCが獲得を目指しており、オバメヤンにとってもそれは好都合であると同紙が伝えているのだ。
その理由として、メジャーリーグサッカーは2023年に新シーズンが始まるため、これを欧州の22-23シーズンと同様のものとしない。そのためオバメヤンのプレイは許可され、同紙では「オバメヤンの便利な抜け穴」として紹介している。
アストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督もオバメヤンとの共闘を求めていたが、今冬に加入してもプレイできないため実現せず。チームを退団した上で、残りの半シーズンをアメリカでプレイして欧州へ復帰するという選択肢もオバメヤンとしてはアリかもしれない。