FIFAワールドカップ・カタール大会の中断から再開したブンデスリーガ。バイエルンとライプツィヒという好カードで注目が集まったのが、バイエルンのGKだ。この試合がバイエルンデビュー戦となったヤン・ゾマーは落ち着いたプレイでチームを支えた。
W杯での休暇中にスキーで転倒し、今季絶望の大ケガを負ってしまったマヌエル・ノイアーに代わってバイエルンはリーグ屈指のGKであるゾマーをボルシアMGから獲得。ライプツィヒ戦で早速先発出場すると、存在感を発揮する。
この試合でゾマーはセーブ数こそ「2」にとどまるものの、高精度のキックを披露。ロングボール数9度のうち成功数は6と高い数値を記録するなど、初戦から持ち味を出し、自身の能力の高さを見せつけている(データは『SofaScore』より)。
ボルシアMGの序盤戦の好調を支え、バイエルン戦では“19セーブ”を記録するなど驚異的な活躍を見せ、王者へと渡ったゾマー。後半戦はバイエルンに訪れるピンチを幾度となく止め続けることだろう。さらなる活躍に期待したい。