ガルナチョに続く“もう1人のジョーカー候補”がマンU残留へ? テン・ハーグ監督はウルグアイ代表FWペリストリのローン移籍を阻止か

ペリストリはここから出番を増やしていけるか photo/Getty Images

シーズン後半戦の活躍に期待

11日に行われたカラバオカップのチャールトン・アスレティック戦で、マンチェスター・ユナイテッドでのトップチームデビューを飾った21歳のFWファクンド・ペリストリ。この試合で後半途中から出場した彼は、いきなりFWマーカス・ラッシュフォードのゴールをアシストする活躍を見せたが、なかなか出番を与えられないこともあって1月の移籍が噂されていた。エリック・テン・ハーグ監督は彼を残すべきか放出するべきか悩んでいたようだが、ついに決断を下したようだ。
 
2020年にマンUへ移籍してきたものの、トップチームで試合に出場することなく、デポルティーボ・アラベスへのローン移籍などを経験していたペリストリ。その一方、ウルグアイ代表では自らの居場所を確保しており、昨年11月から12月にかけて行われたFIFAワールドカップ・カタール大会にも主力として出場。グループステージの3試合全てでプレイし、うち2試合ではスタメン入りを果たしている。
 
英『Manchester Evening News』によれば、ボタフォゴやフラメンゴといったブラジルのクラブがペリストリのローン移籍に興味を示していたようだが、テン・ハーグ監督はマンUで活躍する彼の姿が見たいと考えた模様。これらのクラブからのアプローチを拒否することに決めたという。ジャーナリストのホルヘ・ニコラ氏がこれを明かしたようだ。
 
残留するとなれば、マンUのトップチームでも徐々にポジションを確保していきたいところだが、ペリストリの主戦場である右ウイングにはFWアントニーというブラジル代表選手がいる。すぐに彼からポジションを奪うのは難しいだろう。
 
しかし、アントニーのバックアッパーと考えられるFWジェイドン・サンチョはコンディション不良により長期離脱中であり、FWアントニー・エランガは1月の移籍が囁かれている。場合によってはペリストリが右ウイング2番手の座を確保することも可能なはずだ。
 
左サイドでは18歳のFWアレハンドロ・ガルナチョが台頭してきただけに、ペリストリも彼に続くことが期待される。アシストを記録したチャールトン戦のように、少ない時間の中でも結果を残し、テン・ハーグ監督にどんどんアピールしていきたいところだ。

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