プレミアリーグ再開後の初戦となったウェストハム戦にもきっちりと3-1で勝利し、プレミアリーグ首位を守っているアーセナル。
今季のアーセナルで際立つのは、チャンスメイクの質と量だ。多くの選手がチャンスメイクに絡んでおり、リーグ戦15試合で36ゴールと得点数も申し分ない。マンチェスター・シティの43ゴールには届かないが、それでも十分な数字と言える。
英『Squawka』によると、アーセナルは今季のプレミアリーグでは唯一となる『チャンスメイク数が20回超えプレイヤーが4人以上いる』クラブなのだ。
チームトップはFWブカヨ・サカとMFマルティン・ウーデゴー(25回)、次いでFWガブリエウ・マルティネッリ(23回)、ガブリエウ・ジェズス(22回)、5人目は今季絶好調のMFグラニト・ジャカ(21回)だ。
ジェズスが負傷してしまったのは残念だが、それでも他に4人もチャンスを量産している選手がいるのは心強い。ジェズスの代役としてエディ・エンケティアが前線に入っているが、エンケティアにもチャンスボールは回ってくるだろう。周囲にはマルティネッリやウーデゴーなど信頼できるチャンスメイカーが揃っている。
エンケティアのみに頼るわけにはいかないが、ひとまずチャンスは多く作れている。ジェズス離脱期間にフィニッシュ部分さえチーム全員でカバーできれば、悲願の優勝も見えてくる。