アントニーらに続いてプレミア入り? 安心安全のアヤックス産“メキシコのボールハンター”巡ってビッグクラブ間で争奪戦勃発

敗れたがリヴァプール戦で輝きを放ったエドソン・アルバレス photo/Getty images

注目を浴びているタレントだ

アヤックスは優秀なタレントを育てるのが得意なクラブであり、今夏の移籍市場ではアントニーやリサンドロ・マルティネス、セバスティアン・ハラー、ライアン・フラーフェンベルフらを放出した。とくに指揮官と共にマンチェスター・ユナイテッドへ向かった2人は、すでに新天地で出場機会を得ており、その実力をプレミアリーグで遺憾なく発揮している。

米『ESPN』ではそんな彼らに続いて今後アヤックスから羽ばたくことになる逸材を紹介している。MFエドソン・アルバレスだ。

メキシコの名門クラブ・アメリカでプロとなり、その後2019年にアヤックスにやってきたアルバレス。加入後から順調にプレイタイムを増やしており、昨季は移籍後最多となる2340分のプレイタイムを記録しその中で5ゴールを挙げている。
中盤の底を担当する守備的MFで、0-3で敗れたが直近のリヴァプール戦では85分までプレイし4度のタックルを成功させている。デュエルにも強く、地上戦では6勝、空中戦では185cmの長身を生かしこちらも6勝を記録している。

同メディアによると、このアルバレスにユナイテッドとチェルシー、バルセロナが関心を寄せているようだ。チェルシーといえばこの夏の移籍市場終盤でアヤックスに獲得のオファーを提示していたが、冬に再アタックする模様。当時の提示額は5000万ユーロ(日本円にして約73億円)とされている。バルセロナはセルヒオ・ブスケッツの後継者として考えているようだ。

毎年のように主力を引き抜かれながらも、今季リーグ戦では2位のPSVに4ポイント差をつけて首位に立つアヤックス。選手の能力を見抜くフロントの目、育てるコーチ陣の腕は確かであり、次は誰が引き抜かれるのだろうか。

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