“41歳”でもゴールを量産する熟練ストライカー スペイン2部で全盛期級の活躍を見せるFWがいた

昨季はカルタヘナで活躍したカストロ photo/Getty Images

昨季は20ゴールを記録する活躍ぶり

スペイン2部とはいえ、40代のストライカーが継続的に得点を奪うのは簡単なことではない。41歳を迎えた今季もすでに2部で3ゴールを挙げているのは、マラガでプレイするFWルベン・カストロだ。

かつてレアル・ベティスで活躍していたことでも有名なカストロは、2017年から1年だけ中国スーパーリーグにチャレンジしていた。この時点ですでに大ベテランではあったが、1年後の2018年にラス・パルマスへとフリーで移籍。

スペイン2部での戦いが再開したのだが、凄いのはこのシーズンから4シーズン続けて2部で二桁得点を決めていることだ。ラス・パルマスでは2018‐19、2019-20シーズンともに15ゴールずつ挙げており、続く2020-21シーズンには同じスペイン2部のカルタヘナにフリーで移籍。
そこではさらなる活躍を披露し、2020-21シーズンは19ゴール、昨季は20ゴールまで乗せてきた。そのカルタヘナでのプレイも2年で終え、今季からはマラガへ加入した。チームは現在21位と苦戦しているが、カストロは3ゴールと奮闘している。41歳の今季も二桁得点を目指せるだろう。

スペイン2部では通算404試合に出場し、ここまで189ゴールを積み重ねている。200ゴールは目前で、ここまでくれば200ゴールの大台も狙いたい。

41歳でも怪我なくトップコンディションを維持しているのは見事と言うしかないが、今季はどこまで数字を伸ばしてくるのか。スペイン2部のクラブにとってカストロは貴重すぎるベテランストライカーとなっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ