プレミアの6倍も出ている退場祭り もう“43枚”もレッドカードが出ているリーグ・アンが荒れている

退場者が続出しているリーグ・アン photo/Getty Images

伊東純也のいるスタッド・ランスだけで8枚出ている

今夏には伊東純也、南野拓実が挑戦することになり、日本でもフランスのリーグ・アンに対する注目度が上がっていることだろう。

特長の1つに挙げられるのは、激しいフィジカルコンタクトだ。身体能力の若いフランス人選手やアフリカの選手が多いこともあってか、なかなかにフィジカル色の強いゲームが多い。

それは時に荒いプレイにも繋がってしまい、今季ここまで43枚ものレッドカードが飛び出している。試合数は110となっているため、かなり多いことが分かってくる。
チームとして最も多く退場者を出しているのは、伊東が所属するスタッド・ランスだ。リーグ・アンの中でもダントツに多い8枚のレッドカードを喰らっており、そのうちの1枚は伊東だ。

意外かもしれないが、5大リーグで最も退場者が少ないのはイングランド・プレミアリーグだ。ここまで97試合をこなし、レッドカードの数は7枚だ。スタッド・ランスのカード数だけでプレミア全体を超えていることになるのだ。

プレミアもフィジカルコンタクトの激しいリーグではあるが、リーグ・アンとは異なる激しさということか。リーグ・アンでレッドカードを受けていないチームはリールのみとなっており、あまりにもカードトラブルが多すぎる。

そのカード覚悟の激しいプレイもリーグ・アンの魅力の1つと言うこともでき、激しい戦いを求めるならリーグ・アンは面白い環境か。もう少しカードトラブルを減らした方が良さそうだが、このペースでは100枚以上レッドカードが出るシーズンになるかもしれない。

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