D・ヌニェスの“我”こそ積極性を生む力に ゴールこそなかったもののシティゴールを脅かし続けたストライカー

決定機を迎えるもゴールは奪えず photo/Getty Images

途中出場で輝きを放った

プレミアリーグ第11節でリヴァプールはマンチェスター・シティと対戦。モハメド・サラーのゴールで1-0で勝利した。公式戦2試合連続ゴール中だったダルウィン・ヌニェスは、サブからのスタートとなったがどん欲に結果を求め続けた。

前節のアーセナル戦、UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節レンジャーズ戦と2戦連発だったヌニェス。この試合では控えにまわり、72分にロベルト・フィルミーノに代わって途中出場を果たす。サラーとの2トップの形で前線から積極的に相手の背後を突いていく。決勝点が生まれたのもその直後だった。

先制後は守勢に回る時間が多かったリヴァプールで一発カウンターで裏返してチャンスを作った。特にサイドでのボール保持時に持ち味のスピードとフィジカルを駆使して単独で突破していく。マヌエル・アカンジを抜き切って決定機を作るなど、シティゴールを脅かした。
最終的にはゴールこそなかったものの、自ら仕掛けてシュートを狙うシーンが多く見られた。横にいた選手にパスを出していればゴールが決まったかもしれないシーンはあったが、それでも我を出して自分でゴールを奪うという意識が積極的な姿勢にもつながっており、ドリブルでの仕掛けを生んでいる。ストライカーの原動力はゴールだ。開幕頃のような復調傾向にあるヌニェスも得点を重ねてリヴァプールのエースとしてのし上がっていく。

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