2ゴールにラボーナでアシストの絶好調男 リヴァプールの低迷を打破するフィルミーノの復活

レンジャーズ戦で2ゴールのフィルミーノ photo/Getty Images

レンジャーズ戦で1得点1アシスト

今季はプレミアリーグ8試合で2勝と、強さを見せることができていないリヴァプール。そんな中、昨季ケガで本調子とはいかなかった男が今季大きな活躍を見せている。ここまで公式戦11試合8ゴール3アシストを記録するロベルト・フィルミーノだ。

昨シーズンは4冠に迫る強さを見せていたチームだが、フィルミーノにとっては決して満足できる1年とはいえなかっただろう。ケガで戦列を離れていた時期は長く、プレミアリーグ20試合5得点はリヴァプール加入後において自己最少。3トップの中央はサディオ・マネやディオゴ・ジョタが入っていた。

そんな昨季を経て今季は開幕から好調を維持。チームは勝ち切れない試合が続く中でも奮闘してゴールを量産し、調子の良さをピッチ上で表現できている。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節のレンジャーズ戦では、[4-2-3-1]のトップ下に入って自身の持ち味である中盤まで下がりながら、ボールを引き出す動き出しでチームのポゼッションを高める。
さらに1点ビハインドの24分にCKからレンジャーズの勢いをストップさせる同点ゴールを決めると、後半にも逆転弾を決めてリヴァプールに流れを呼び寄せた。66分にもダルウィン・ヌニェスのリヴァプールでのCL初得点をラボーナでお膳立てするなど高いパフォーマンスを発揮した。

ケガ人続出やコンディション不良などで低迷が続いているリヴァプール。そんな中でも絶好調なフィルミーノが、この暗雲を打破するカギとなるだろう。

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