公式戦3連敗のリヴァプール それでもレジェンドOBは「危機的状況ではない」と分析

PSV戦でのリヴァプールの選手達 photo/Getty Images

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ホームで完敗

26日(現地時間)、リヴァプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節PSVアイントホーフェン戦に臨み、1-4で敗れた。同クラブにとって実に72年ぶりとなる公式戦3試合連続で3点差以上をつけられての3連敗となった。

この3連敗だけでなく、直近12試合の公式戦のうち9試合で敗れていることを考えれば、リヴァプールが極度の不振に陥っているのは明らかであり、既に現地メディアではアルネ・スロット監督の進退問題に関するニュースが盛んに報じられるようになっている。

しかし、現役時代にリヴァプールで公式戦504試合に出場した元イングランド代表のスティーヴン・ジェラード氏は、現在のリヴァプールの状況を危機的なものであるとは考えていないようだ。同氏はイギリスメディア『TNT Sports』とのインタビューの中で以下のように語っている。
「私は『危機的』という言葉を使うのが好きではない。私にとって危機とは、一つのクラブが再びトップクラスに戻るために数年を必要とするような状況のことであり、今のリヴァプールはそうした状況にはないと思う。素晴らしい選手が揃っているし、チームの大部分はプレミアリーグ優勝を経験している。だから『危機的』というのは、強すぎる表現だ」

また、ジェラード氏も現状を好転させられるかは指揮官の手腕にかかっているとも指摘している。

「もっと戦わなければならないこと、チームが酷い状況にあること、自信をなくして負け続けていることは確かだ。それについて嘘はつけない。監督が解決策を見つけ出すことができず、チームに安定をもたらすことができなければ、状況は何も変わらないだろう」

リヴァプールの次戦は、30日に予定されているプレミアリーグ第13節ウェストハム戦。果たして連敗ストップに向けてスロット監督はどのような策を講じてくるのだろうか。

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