12試合終了時点でセリエAの首位はローマ 最後の優勝となる2000-01シーズンを知るカフー氏も期待せずにはいられない「ローマが優勝してくれたら嬉しい」

前節はファーガソンのゴールもあってローマが勝利 photo/Getty Images

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ガスペリーニ招聘で快調なスタート

今季のセリエAを制するのはどこか。近年は上位陣の力が拮抗していることもあり、優勝争いが読めなくなっている。昨季王者ナポリ、戦力的にはリーグトップクラスのインテル、マッシミリアーノ・アッレグリが戻ってきたミランも好調だ。

そんな中、現時点で首位に立っているのはジャン・ピエロ・ガスペリーニを招聘したローマだ。ここまで9勝3敗で勝ち点27を稼いでおり、このスタートダッシュはやや予想外だったかもしれない。

ローマが最後にセリエAを制したのは2000-01シーズンのことで、当時は元日本代表MF中田英寿がチームにいた。日本のサッカーファンにとっても当時のローマ優勝は印象的なものだったはずだ。
他に当時のメンバーではクラブの王子フランチェスコ・トッティ、ストライカーのガブリエル・バティストゥータ、ヴィンチェンツォ・モンテッラ、元ブラジル代表DFカフーなどだ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、今季のスタートダッシュを当時の優勝メンバーであるカフー氏も喜んでいる。大変なのはここからだが、クラブOBとして25年ぶりのリーグ制覇を望んでいるのだ。

「優勝候補は分からないね。2チームの争いではなく、複数チームが絡む複雑な戦いになるだろうし、最後まで続くと思う。それでもローマが優勝してくれたら嬉しいよ。サポーターは勝利にふさわしい人々だ。今でもサポーターの歌声を聞くと鳥肌が立つんだ」

現時点では2位ミラン、3位ナポリとは2ポイント差、4位インテルとも3ポイントしか離れていないため、まだまだ安心することは出来ない。果たしてローマは今のペースをどこまで維持できるだろうか。



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