ウルグアイの注目株MFにトッテナムが興味 確立されるスポルティングCPの中盤ブランド。守田英正もこの波に乗れるか

スポルティングCPで躍動するマヌエル・ウガルテ photo/Getty images

中盤のプレイヤーが高く評価されている

フラムでプレイするMFジョアン・パリーニャとウルブズのMFマテウス・ヌネス。両者ともにポルトガル代表に選ばれる実力者であり、今季からプレミアリーグに挑戦している。新天地でも存在感を放っており、パリーニャは2ゴールと得点面での貢献が高い。

そんな2人に共通するのはプリメイラリーガのスポルティングCPからステップアップしたということだ。ルベン・アモリム率いる同チームで昨季までプレイしており、今夏プレミア行きを果たした。

パリーニャとヌネス、中盤の実力者が一気に抜けたスポルティングCPで、その穴を埋めているのがMFマヌエル・ウガルテとMF守田英正である。ウガルテは21歳ながらウルグアイのフル代表に招集される注目株だ。守田はパリーニャとヌネスの後釜として今夏獲得された。
中盤のタレントが変わったことでの影響は大きく、今季は昨季ほど勢いに乗れていないスポルティングCPだが、パリーニャとヌネスが即新天地にフィットしたこともあって外部から選手への評価は落ちていない。

英『90min』によると、トッテナムがウガルテに関心を寄せているようだ。中盤にはロドリゴ・ベンタンクールをはじめとする実力者はすでにいるが、より層を厚くしたいのだろう。しかしウルブズがヌネスを獲得した際に発生した5000万ユーロに近い額が獲得に必要とされており、スパーズはどう動くのか。

これでウガルテが移籍することになれば、この短い期間でスポルティングCPの中盤が3人ステップアップしたことになる。彼らの実力もあるが、スポルティングCPのブランドが確立されている証拠だ。パリーニャとヌネスの成功は大きく、彼らの後釜を務めるウガルテにも注目が集まったのだろう。

守田もこの流れに乗りたい。27歳と若い選手ではないが、同じく27歳のパリーニャがステップアップを掴んだことを考えれば守田にもまだチャンスはある。CLでも着実に経験を積んでおり、今後の成績次第ではビッグクラブがポルトガルで躍動するサムライに関心を寄せてもおかしくはない。

プレミアリーグへのステップアップが目立つスポルティングCPの中盤。ウガルテがスパーズ移籍となればこの短期間で3人目であり、守田も続くことはできるのだろうか。

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