リヴァプール相手にハットトリックを決めた好調トロサール ビッグクラブから関心も本人は眼中になし?

トロサールは好調を維持できるか photo/Getty Images

W杯でのベルギー代表としてのパフォーマンスにも期待

1日に行われたリヴァプール戦でハットトリックの活躍を見せたブライトンのMFレアンドロ・トロサール。今季の好調ぶりからすでにいくつかのビッグクラブが彼に関心を示しているようだ。
 
ウイングバックやウイング、シャドーなど、さまざまなポジションでプレイ可能なトロサール。昨季はリーグ戦34試合に出場して8ゴール3アシストという成績だったものの、今季はここまでの7試合ですでに5ゴール1アシストと、ハイペースで得点に関与している。
 
先日のリヴァプール戦はブライトンにとってロベルト・デ・ゼルビ新監督の初陣となったが、トロサールは[3-4-2-1]のシャドーで先発。MFパスカル・グロスがFW三笘薫に代わった後半途中からは、FWダニー・ウェルベックと2トップ気味にプレイしており、今後もこの辺りのポジションで起用されていくだろう。
 
英『Daily Mail』によれば、トロサールは自らのゴール数が向上していることについて、ポジションの違いを挙げている。
 
「ピッチの少しだけ高い位置でプレイできるようになったから、ゴールを決めるチャンスが増えたんだ」
 
「そして、チャンスが多ければ多いほど、より多くの得点を挙げることができる。それがここ数年との一番の違いだと思う」
 
さらに同メディアによれば、このトロサールの好調ぶりに複数のクラブが目をつけており、アーセナルやチェルシーといったビッグクラブからも注目を集めているという。しかし、彼は今のところデ・ゼルビ新監督の下で精進していくことしか考えていないようだ。
 
「今、それについて何かを言うのは難しい」
 
「完全にどのクラブから話が来るかによる。もし僕が良い気分で、プライベートの面でも良い状態であれば…… でもブライトンにいることがどれだけ良いかはわかっているし、ロベルト・デ・ゼルビ新監督とも良い関係が築けそうだ」
 
現在ブライトンはリーグ戦4勝2分1敗の暫定4位につけている。デ・ゼルビ新体制がどれだけ上手くいくかはまだ未知数だが、トロサールが今のようなパフォーマンスを継続できれば、チームとしても個人としてもかなりの好成績が期待できるだろう。

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