モウリーニョ史上最強チーム候補 インテル伝説の“3冠”メンバーの記憶

バイエルンとのCL決勝も制した当時のインテル photo/Getty Images

今月パンデフが現役引退を表明

今月22日、北マケドニア代表の英雄FWゴラン・パンデフが現役引退を表明した。これにより、2009‐10シーズンのチャンピオンズリーグ決勝・バイエルン戦に先発していた選手全員が現役を退くことになる。

当時のインテルはジョゼ・モウリーニョの下で3冠を達成しており、パンデフもそれに大きく貢献した選手だった。パンデフが加わったのはシーズン途中の2010年冬のことだったが、加入早々からモウリーニョの信頼を掴み、チャンピオンズリーグでもスタメンに抜擢された。

バイエルン戦のメンバーを振り返ると、GKにはジュリオ・セーザル、DFにはマイコン、クリスティアン・キヴ、ワルテル・サムエル、ルシオ、中盤にはハビエル・サネッティ、エステバン・カンビアッソ、トップ下にウェズレイ・スナイデル。前線には右にサミュエル・エトー、左にパンデフ、そして最前線がエースのディエゴ・ミリートだ。彼らはすでに全員引退している。
派手さはないが、準決勝のバルセロナ戦でも示したように手堅いチームだった。モウリーニョの指示を忠実に実行する職人肌の選手が揃い、バイエルンとの決勝でもスナイデル&ミリートのコンビで一瞬の隙を突いて2ゴールをゲット。モウリーニョが指揮したチェルシー、レアル・マドリードも強力だったが、インテルも負けにくい戦う集団に仕上がっていた。

ベンチには元ガーナ代表MFサリー・ムンタリ、まだ若かったFWマリオ・バロテッリも入っていて、ムンタリは母国ガーナのハーツ・オブ・オーク、バロテッリはスイスのシオンと契約を結んでいる。3冠を知る数少ない現役プレイヤーだ。

あれから12年の時が経ったが、インテルを含めイタリア勢はチャンピオンズリーグで苦しい時間が続いている。モウリーニョが指揮した当時のインテルがイタリア勢最後の欧州王者となっており、それもあって当時の3冠チームは特別な存在であり続けている。

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