スパーズが獲得に動いたのは大正解 身体能力抜群の大型WBウドジェはプレミアでも通用する

ウディネーゼで活躍するウドジェ photo/Getty Images

驚きのフィジカル能力

今夏にFWリシャルリソン、MFイヴ・ビスマ、イヴァン・ペリシッチ、DFクレマン・ラングレを獲得するなど積極的な補強に動いたトッテナム。だが、もう1人忘れてはならない新戦力がいる。

今夏に契約を結んだウディネーゼ所属DFデスティニー・ウドジェ(19)だ。トッテナムはウドジェを1800万ユーロで獲得し、今季はウディネーゼにレンタルの形で残ることになっている。

ウドジェはウディネーゼで左のウイングバックを任されているが、クオリティが想像以上に高い。まず身体能力が高く、187cmのサイズにパワー、スピードを兼ね備えている。このフィジカルはプレミアリーグでも問題なく通用するだろう。
トッテナムをこのままアントニオ・コンテが指揮するならば、3バックシステムが継続されることになるだろう。そこは現在のウディネーゼとの共通点であり、ウドジェは左のウイングバックとして計算できる。今夏にトッテナムはペリシッチを獲得しているが、ウドジェならばポジションを奪ってしまうかもしれない。それほどウディネーゼで見せるパフォーマンスは力強い。

U-21イタリア代表にも選ばれているウドジェは将来性もあり、トッテナムにとって今夏のベスト補強になってもおかしくないか。来夏の合流が楽しみで、非常にコンテ好みなレフトバックと言えよう。

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