結局は長谷部誠に戻ってくる 38歳の今も“全盛期”な日本の皇帝に止まぬ称賛

昨季はEL制覇に貢献した長谷部 photo/Getty Images

再び先発定着もあり得る

年齢など関係ない。近年のフランクフルトにとって長谷部誠は(38)は欠かせない存在であり、それは今季も変わらないのだろう。長谷部の経験値があればこそフランクフルトの守備は安定する。

今季の長谷部は控え選手としてスタートしたが、チームは開幕から6試合で2勝2分2敗と渋いスタートに。チャンピオンズリーグの方ではグループステージ初戦でスポルティングCPに0-3のスコアで敗れてしまい、第2節のマルセイユ戦では長谷部をスタメン起用することになった。ローテーションの意味合いもあっただろうが、指揮官オリバー・グラスナーの中には長谷部に守備をまとめてほしいとの考えもあっただろう。

長谷部はその期待に応えてマルセイユの攻撃をシャットアウトすると、グラスナーは17日に行われたブンデスリーガ第7節のシュツットガルト戦にも長谷部を先発起用。鎌田大地の活躍もあり、3-1で勝利を収めた。

独『Bild』は今季の立ち上がりを2018‐19シーズンの開幕と、昨季のスタート時と重ねている。2018‐19シーズンは長谷部が出遅れたこともあって4バックでスタートしたが、思うような結果が出なかったこともあって3バックへスイッチ。もちろん統率するのは長谷部だ。

昨季のスタートも同じく4バックでスタートしたものの、開幕節でドルトムントに2-5のスコアで完敗。その後長谷部をベンチに置く試合が増えたが、結果が出なかったこともあって11月末より再び長谷部を3バックの中心紙に据えたシステムへと変更。そこから結果が出るようになり、最終的にヨーロッパリーグ王者に輝いた。

「先日のマルセイユ戦での長谷部は魔法を発揮した。エレガントでボールを確実に繋ぎ、デュエルではクレバーだった。若いヌディカ、トゥタのDF2人も4バックの時よりも自信を持ってプレイしていた」

同メディアは長谷部のパフォーマンスをこう称えており、今季もここから長谷部が先発に定着していく気配を感じさせる。30代半ばに入ってからはシーズンが始まるたびに年齢のことを指摘されてきたが、最終的にフランクフルトは長谷部に頼ってきた。その存在感こそ皇帝のゆえんであり、長谷部は38歳の今も全盛期だ。

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