CL通算得点はもうクレスポ、V・ペルシーを超えた 22歳ハーランドが次に狙うスアレス超え

マンCでもゴールを量産するハーランド photo/Getty Images

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22歳で信じられない得点ペース

マンチェスター・シティに所属する22歳FWアーリング・ハーランドは先日のチャンピオンズリーグ・ドルトムント戦で決めたゴールが大会通算26点目だった。一部では空手キックとも呼ばれているようだが、ドルトムント戦で決めたゴールは圧巻であり、チャンピオンズリーグでの得点ペースも異常だ。

このゴールにより、すでにハーランドはレジェンド数名の記録を超えたことになる。チャンピオンズリーグ通算ゴール数では、元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ、元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー、元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが25ゴールとなっており、ハーランドの通算得点数は26点。すでに彼らを上回ったことになる。

それもハーランドは21試合で達成したことになり、欧州最高峰の舞台で得点数が試合数を上回るのは異常事態と言っていいだろう。チャンピオンズリーグは世界で最もゴールを奪うのが難しいコンペティションの1つである。
ハーランドにはもう次のターゲットがいる。バルセロナでリオネル・メッシ、ネイマールらとMSNを形成したFWルイス・スアレスだ。バルセロナ時代には3冠も獲得するなどMSNで世界を支配したスアレスは、CL通算27のゴールを奪っている。

この数字もハーランドが超えるのは確実で、スアレスの数字と比較してみるとハーランドの凄さが分かってくる。以前のスアレスは世界最高クラスのセンターフォワードと評されていたが、22歳の青年がすでにCLでスアレスが残した記録を越えようとしているのだ。

いつの日かハーランドはサッカー史上最高のセンターフォワードと呼ばれるようになるかもしれない。22歳でスアレスの数字を射程圏に捉えるとは、やはりハーランドは異常なストライカーだ。

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