完全体C・ロナウドまでは「本当にもうすぐ」 代表戦の活躍で勝ち取りたいマンチェスター・ダービーの先発出場

どんな形であれ初ゴールは記録した photo/Getty Images

シェリフ戦まではノーゴールだった今季のロナウド

ヨーロッパリーグ・グループE第2節シェリフ・ティラスポリ戦で今季初ゴールを記録したマンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド。エリック・テン・ハーグ監督は彼が本領を発揮するまであと少しだと考えているようだ。
 
今季は家庭の事情を理由に、マンUのプレシーズンツアーに参加しなかったロナウド。その影響もあってか彼のコンディションは未だ上がりきっておらず、1トップのスタメンを多くの試合でFWマーカス・ラッシュフォードに譲っていた。
 
しかし、前回のELレアル・ソシエダ戦と今回のシェリフ・ティラスポリ戦はラッシュフォードが負傷で離脱したこともあり、ロナウドが1トップでスタメン出場。ソシエダ戦は0-1で敗れたものの、シェリフ・ティラスポリ戦はロナウドがPKから追加点を奪い、0-2の勝利をあげている。
 
英『Daily Mail』によれば、テン・ハーグ監督はシェリフ・ティラスポリ戦で今季初ゴールを記録したロナウドについて言及。さらにコンディションを上げ、ゴール量産体勢に入ることを求めている。
 
「プレシーズンを欠場した時点で、このような事態は予想できたことだ」
 
「彼(ロナウド)は懸命にハードワークし、適切なフィットネスを得るために努力しなければならない。彼はもっとゴールを決めるだろう。本当にもうすぐだ。もう少し調子が上がればさらに得点を生み出せるはずだ」
 
「彼はこのチームのプロジェクトに全力で取り組んでいるし、全面的に関与している。また、彼と(ピッチ上の)周りの選手たちには良い関係があるし、連携を構築している。私はそれに満足している」
 
18日に予定されていたリーズ・ユナイテッド戦が延期となったため、ロナウドの次の試合はポルトガル代表におけるチェコ戦とスペイン戦となる。そして、それを終えると今度はマンチェスター・シティとのダービーマッチが10月2日に控えている。
 
英『Manchester Evening News』によれば、ラッシュフォードの負傷離脱はそう長くは続かないようで、マンチェスター・ダービーには間に合う見込み。これまでのパフォーマンスだけを考えれば、この試合もロナウドではなくラッシュフォードがスタメンに選ばれるだろう。
 
しかし、ロナウドがポルトガル代表で好パフォーマンスを見せれば、負傷明けのラッシュフォードより優先して起用される可能性もある。今回のPK成功でロナウドのエンジンに火が着いていれば、チェコやスペインからゴールを奪う活躍も見られるだろう。

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