アーセナルの若手はリーグ・アンと相性がいい? サリバのような飛躍を掴みたい2人のヤング・タレント

移籍後早くも2ゴールのヌーノ・タヴァレス photo/Getty images

さっそく期待以上の活躍を見せている

早くもアーセナルの最終ラインで欠かせない存在となっているウィリアム・サリバ。まだ21歳の選手だが、プレイにも貫禄が付いてきた。

そんなサリバが育ったのはフランスのリーグ・アンだ。サンテティエンヌでデビューし、ニース、マルセイユを経由してアーセナルに戻ってきた。マルセイユでは昨季リーグ戦36試合に出場して21-22シーズンのリーグ・アンベストイレブンに選出されている。

そういった背景もあって今夏の移籍市場ではアーセナルの2人の若手がリーグ・アンに武者修行に出た。ヌーノ・タヴァレスとフォラリン・バログンのことだ。
タヴァレスはマルセイユへ移籍し、[3-4-3]の左ウイングバックで開幕から3試合連続スタメンを勝ち取っている。ウイングバックということもあってタヴァレスの攻撃性能の高さが生かされており、ここまで2ゴールとチーム得点王となっている。守備面での改善はまだまだ時間がかかりそうだが、攻撃性能をさらに高める選択肢も悪くない。

バログンは伊東純也が所属するスタッド・ランスへ移籍している。[3-5-2]の2トップに入っており、直近のストラスブール戦では伊東と前線でコンビを組みゴールを挙げた。アーセナルでは出番を得られていなかったが、開幕から3ゴールとこちらもチーム得点王として大きな存在感を放っている。前線でのポストプレイ、決定力と能力の高さが際立っており、伊東とのコンビでゴール量産を狙える。

まだリーグ・アンは開幕したばかりだが、タヴァレス、バログン共に非常に調子がいい。サリバのようにアーセナルに戻って即戦力となるのは難しいかもしれないが、今季飛躍を掴めばステップアップも十分に考えられる。

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