リヴァプール戦の大一番で先発出場のエランガ  “マンUのヒーロー”になり損ねるも1アシストを記録

エランガは惜しいシュートを放った photo/Getty Images

左WGで今季初先発のエランガ

開幕2連敗からのリヴァプール戦で2-1の勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド。この大一番で出番を得たFWアントニー・エランガは、前半45分のみの出場となったものの、アシストという形で結果を残した。

昨季のラルフ・ラングニック政権時は右サイドで起用される機会の多かったエランガ。今夏からマンUの指揮官に就任したエリック・テン・ハーグ監督は、プレシーズンから右でも左でも試しており、途中出場したブライトン戦、ブレントフォード戦は右サイドに入っていた。

しかし、今回のリヴァプール戦では、テン・ハーグ監督がラッシュフォードの1トップ起用を決断。空いた左WGのポジションでエランガが先発起用されることになった。

この起用に応えるべく、試合開始10分で早速見せ場を作る。完全にフリーの状態でMFブルーノ・フェルナンデスからのパスを受けたエランガは、ダイレクトでシュートを放つ。相手GKアリソン・ベッカーの脇を通り抜け、ネットを揺らすかに思われたが、惜しくも右ポスト直撃となり決めきることができなかった。

続く16分、エランガは今度こそ結果を出す。MFクリスティアン・エリクセンとのワンツーから左サイドを崩すと、中央にいたFWジェイドン・サンチョにパスを出し、先制ゴールをアシストした。

その後、ハーフタイムにFWアントニー・マルシャルと代わり、前半のみでお役御免となったエランガ。悪くないパフォーマンスを見せたと言えるが、あのポスト直撃のシュートを決めていたら、より多くの称賛が浴びることができただろう。

ポジションを争うライバルであるサンチョとラッシュフォードがゴールという結果を残したこともあり、次に出番を得た際は、エランガも彼らに負けじとゴールを決めてほしいところだ。

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