ファティが途中出場から“3ゴール”に関与の大暴れ レアル・ソシエダ久保は先発もゴールならず69分でピッチを去る

3ゴールに関与したアンス・ファティ photo/Getty images

2試合連続得点とはならなかった

リーガ・エスパニョーラ第2節レアル・ソシエダ対バルセロナの一戦が行われた。ラ・レアルの久保建英は開幕戦に続き先発となり、古巣であるバルセロナ戦のピッチに立った。

試合は開始直後に動く。左ウイングバックとして抜擢されたアレハンドロ・バルデが長い距離をドリブルで運び、最後はゴール前にクロスを供給。ボックス内でロベルト・レヴァンドフスキが合わせ1分にバルセロナが先制に成功する。

アウェイチームがリードを得るもすぐさまホームチームが追いつく。その起点となったのが久保の素晴らしい守備だ。前線でラ・レアルがボールを奪うと、ダビド・シルバがスルーパスを送り、最後はアレクサンデル・イサクが仕留め、6分にラ・レアルが試合を振り出しに戻す。
後半も両チーム縦への意識が強いアグレッシブなサッカーが展開される。ラ・レアルのカウンターは強力で、前線では久保やD・シルバ、イサクが起点となる。

バルセロナはラフィーニャとアンス・ファティを投入し、一気にギアを上げる。するとそのファティが中央で起点となり、ウスマン・デンベレがゴールネットを揺らす。この勢いをラ・レアルは止められず、デンベレのゴールの2分後にレヴァンドフスキの追加点を許してしまう。

交代からピッチに立ったファティは79分にゴールを挙げ、途中出場から1ゴール2アシストと短い時間で3ゴールに関与した。

久保は同点弾のシーンで見せたように守備での躍動が目立った。ボールホルダーへの意識が高く、ファーストディフェンダーとして食らいつく。味方との連携も上々であり、27分のチャンスシーンは決めきりたかったか。

レアル・ソシエダ 1-4 バルセロナ

[得点者]
1分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
6分 アレクサンデル・イサク(レアル・ソシエダ)
66分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
68分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
79分 アンス・ファティ(バルセロナ)

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