マンUへの怒りを顕わにしたGKヘンダーソン 未来の守護神との関係に一抹の不安

ノッティンガム・フォレストにローン移籍したヘンダーソン photo/Getty Images

成長著しい時期に出番を得ることができなかった

今夏にノッティンガム・フォレストへのローン移籍が決まったマンチェスター・ユナイテッドのGKディーン・ヘンダーソン。昨季はGKダビド・デ・ヘアのバックアッパーとしてほとんどの時間をベンチで過ごしたが、この状況に彼は多くの不満を抱えていたようだ。

2011年からマンUの下部組織に在籍し、さまざまなクラブへのローン移籍で経験を積んできた25歳のヘンダーソン。2020-21シーズンはマンUに留まって第2GKを務めたが、シーズン終盤には不調のデ・ヘアからレギュラーを奪うほどの活躍を見せた。

勢いそのままに、2021年夏に開催されたEURO2020にもイングランド代表メンバーの一員として参戦。しかし、故障によって大会から途中離脱すると、今度は新型コロナウイルスに感染してしまう。

こういった事情から、2021-22シーズンはスタートダッシュでつまずいてしまったヘンダーソン。結局、開幕戦で先発出場を果たしたデ・ヘアが、リーグ戦全試合にフル出場を果たし、守護神の座を守った。

ヘンダーソンは昨夏にクラブがローン移籍を認めなかったことや、約束を守らなかったことに対して怒りを抱いている模様。英『talk SPORT』で、その想いを赤裸々に打ち明けている。

「正直言って、僕のキャリアの中で最もタフな12ヵ月間だった。タフでハードだったけど、今はその状況から抜け出せたことにとても満足しているよ」

「EURO2020のメンバーから離脱した後、“君はGKの一番手としてここ(マンU)に戻ってきた”という会話をしたんだ。残念なことに、新型コロナウイルスに感染した後、誰も僕に言ったことを実行しなかった」

「昨夏は彼らが僕を手放さず、そういった理由で多くの好条件のローン移籍を断ったんだ。フラストレーションもたまる。この年齢で12ヵ月も無駄に過ごすなんて本当に犯罪的だ。腹が立ったよ」

クラブ側としては、何事もなければヘンダーソンに守護神の座を託すつもりだったのかもしれないが、さまざまな不運が重なってしまった。しかし、このような状況に陥ったのであれば、彼へのアフターケアを怠ってはいけなかっただろう。監督がこういった状況まで把握していたのかはわからないが、もう少し出場機会を与えてもよかったはずだ。

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