どこでもカバーできるフェルナンジーニョはもういない 昨季1118分しかプレイしていないイングランド代表DFの挑戦

ジョン・ストーンズは評価を高める必要がある photo/Getty images

シティで絶対的な選手になれるか

今夏の移籍市場では選手の放出が目立つマンチェスター・シティ。中盤ではフェルナンジーニョが契約満了となり、チームを去った。

この大ベテランは昨季チームに大きな貢献をもたらした。本職のアンカーだけでなくセンターバックや右サイドバックでプレイし、完璧な穴埋めではなかったが、一定以上のクオリティでチームを支えた。

昨季はフェルナンジーニョがアンカーだけでなく最終ラインまでカバーする必要があるほどに守備陣に怪我人が続出した。怪我しらずのルベン・ディアスも一時は離脱しており、あれほどお金をかけたバックラインがボロボロな時期もあった。

来季も同じように怪我人が続出することになれば非常にまずい。いざとなれば多数のポジションをカバーできるベテランはもういない。一昨季の20-21シーズンで素晴らしいパフォーマンスを披露したジョン・ストーンズは来季が勝負の年だ。昨季は1118分しかプレイしておらず、アイメリック・ラポルトにスタメンの座を譲っている。

昨季は怪我での離脱が目立つ評価を下げるシーズンとなったが、同時に評価を上げる出来事もあった。それは右サイドバックでの起用だ。カイル・ウォーカーが起用できない一時的なものだったが、積極的な持ち上がりで見せる攻撃での貢献度、守備では188cmの長身を生かして空中戦で強みを見せていた。一つのオプションになれるクオリティはあったが、続く怪我での離脱でものにすることはできなかった。

来季も右SBでプレイするチャンスは訪れるだろう。サイドバックはオレクサンドル・ジンチェンコを放出してブライトンのマルク・ククレジャ獲得のみに終わると予想できる。そうなればSBはウォーカー、ジョアン・カンセロ、ククレジャの3人でシーズンを回すことになる。両サイドでプレイできるカンセロが左で起用されることが多くなればウォーカーを休ませるためにストーンズが右SBに回ることはあるといえる。

評価を高めた次のシーズンには怪我で評価を下げてしまうストーンズ。フェルナンジーニョが不在となった今、守備陣の怪我での離脱はカバーできないものになってしまう可能性が高く、来季はできるだけ稼働するストーンズに期待だ。

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