エランガは左サイドのほうが合っている? マンUが見直したい20歳FWの起用法

ノルウェー戦で代表初ゴールを決めた photo/Getty Images

左サイドから代表初ゴールをゲット

今季マンUで右サイドの定位置を掴んだスウェーデン代表FWアンソニー・エランガ。つい先日行われたネーションズリーグのノルウェー戦では代表初ゴールを挙げ、印象的なパフォーマンスを披露した。

ノルウェー戦のエランガは試合途中までベンチから戦況を見守り、66分から交代出場。試合終了間際に左サイドでボールを受けたエランガは、味方とのパスワークから中央に侵入し右足を一閃。試合自体は1-2で敗れたものの、エランガのゴールでスウェーデンが一矢報いた。

マンUでの起用法とは違い、代表では左サイドで結果を出したエランガだが、これにはやはり本人も手応えを感じているようだ。エランガは試合後、スウェーデン『Fotbollskanalen』にこう話している。

「(左サイドが)僕にはとても合っている。ユナイテッドでは右サイドでプレイすることが多かったけど、今は左サイドでプレイする機会がある。僕の好きなポジションだ。左の方ができることが多い。ピッチの中にも外にもいけるんだ」

今季はFWジェイドン・サンチョやFWマーカス・ラッシュフォードといった選手が主に左サイドでプレイしたが、今回の活躍を考慮すれば、彼らを右サイドに回してエランガを左で起用してみるという手もあるだろう。

MFポール・ポグバやFWエディンソン・カバーニなど、攻撃に関与する多くの選手がマンUから去ることを考えれば、エランガの能力をいかんなく発揮させることは来季のマンUにとって重要だ。はたしてエリック・テン・ハーグ新監督はこの20歳をどう起用するのだろうか。

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