三笘とS・ゴメスしか達成していないSB・WBの二桁得点関与 海外でも通用する攻撃力を持つサムライのこれから

ウイングバックでウイング時代の攻撃力を披露している三笘薫 photo/Getty images

インパクトを残すシーズンとなった

国内から多くの日本人選手が移籍を果たすベルギーのジュピラー・プロ・リーグ。今季も多くの選手が新天地を求め、ベルギーに渡った。その中で最も存在感を示したのは川崎フロンターレからロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズへ移籍した三笘薫だろう。

Jリーグ時代は絶対的な左ウイングとして君臨し、デビューシーズンに13ゴール12アシストを記録。昨季はシーズン途中まで川崎に在籍し、8ゴール3アシストの数字を残して旅立った。

三笘のベルギーでのポジションは意外だった。それは彼が本職としていたウイングではなく、一つポジションを下げたウイングバックに。ウイングよりも守備が求められるポジションで、得意のドリブルを開始する位置も低くなる。そうなれば当然、この移籍は失敗ではないのかという意見もあったが、始まってみれば三笘のドリブルはベルギーでも通用しており、初挑戦のポジションに苦戦することなく、7ゴール3アシストと二桁得点に関与している。海外初年度、慣れないポジションでのプレイということを考えればこの数字は素晴らしい。

また、このジュピラー・プロ・リーグにてゴール、アシストの合計が二桁に到達しているサイドバック、ウイングバックのプレイヤーは三笘とアンデルレヒトのDFセルヒオ・ゴメスしかいない。素晴らしい数字であり、三笘の得点力が光ることに。

そんな三笘に期待したいのはやはり、来季ブライトンでの活躍だ。三笘は今季ブライトンからローン移籍で加入しており、来季ベルギーに残らないと先日発表されている。22-23シーズンはプレミアリーグで戦うことがほぼ既定路線であり、彼の攻撃力がどこまで通用するのかは気になるところだ。

起用ポジションも注目だ。ブライトンは3バックや4バックを併用しており、3バックであればウイングバック、4バックならサイドハーフでの起用が濃厚になる。ベルギーでも守備をやれることを示したが、やはり攻撃的な位置で見てみたい。ドリブルでの推進力、アタッキングサードでのアイデアの豊富さはベルギーでも十分に通用している。それは得点数に表れており、ブライトンのグレアム・ポッター監督は三笘をどのように考えているのか注目である。

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