「トナーリはピルロでもガットゥーゾでもない」 ミランOBアンブロジーニのアドバイスがヴェローナ戦の2ゴールを生んだ?

2ゴールを挙げたトナーリ photo/Getty Images

ファンからは未来のキャプテンとしても期待されている

直近のヴェローナ戦で2ゴールを決め、ミランのスクデット獲得を前進させたサンドロ・トナーリ。チーム在籍2年目の22歳でありながら、彼はすでにミランで欠かせない存在となっている。

ブレシアでキャリアをスタートし、2020年にローンでミランへと加入したトナーリ。今シーズン夏には完全移籍を果たし、ここまでチームトップタイとなるリーグ戦34試合に出場。中盤の選手ながら5ゴール2アシストを記録し、チームの屋台骨としてリーグ戦首位を走る今季のミランを支えている。

長きに渡ってミランで活躍した元イタリア代表MFマッシモ・アンブロジーニ氏はそんなトナーリのことを高く評価しているようだ。伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューで彼について言及している。

「私にとって、トナーリはピルロでもガットゥーゾでもありません。スクデットを獲得できるかどうかにかかわらず、彼はすでにミランのシンボルです」

さらにアンブロジーニ氏はトナーリの改善点についても触れており、「ボックスの外からもっとゴールを取れる技術があるし、彼のダイナミズムがあれば、スプリントしてもっとボックス内に入っていける」と話している。

アンブロジーニ氏がトナーリに期待しているのは、アンドレア・ピルロのように中盤の底からゲームを支配することでも、ジェンナーロ・ガットゥーゾのようにハードワークでチームを助けることでもなく、よりゴールに絡んでいくことなのだろう。わかりやすい例で言えば、MFながらチェルシーの歴代最多得点記録を保持するフランク・ランパードのような活躍を求めているのかもしれない。

このアドバイスを意識したのか、早速トナーリはヴェローナ戦で2ゴールを記録。どちらもボックス内まで走り込み、ラファエル・レオンのパスをゴール前で押し込んだものだった。

このような形でゴールに絡む機会が多くなれば、得点力不足に悩むミランの大きな助けとなることは間違いない。ランパードが度々記録していたシーズン2桁得点とまでは言わないまでも、今後彼のゴール数がさらに増えていくことを期待したい。

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