コウチーニョの残留を望むジェラード監督 アストン・ヴィラは彼に大金を投じるのか

ヴィラにローン中のコウチーニョ photo/Getty Images

アストン・ヴィラでは必要とされているコウチーニョ

先日のバーンリー戦を3-1の勝利で終えたアストン・ヴィラ。今冬にこのチームへと加入したブラジル代表フィリペ・コウチーニョは、デビュー戦以来となる途中出場に終わった。

今年1月にバルセロナからローンでやってきたコウチーニョは、初スタメンを飾ったエヴァートン戦以降、13試合連続でスタメン起用されていた。成績も申し分なく、ここまでリーグ戦15試合に出場し4ゴール3アシストと持ち前の攻撃力をいかんなく発揮している。

バーンリー戦でコウチーニョをスタメンから外したスティーヴン・ジェラード監督は、彼との間に何も問題がないことを強調しているようだ。

英『Daily Mail』によれば、「コウチーニョはこの決断を理解している」とジェラード監督は明かしている。どうやら今回の選択は、15日で5試合というハードスケジュールをこなすためのローテーションの意味合いが強かったようだ。

また、今夏の去就が注目されているコウチーニョだが、ジェラード監督は「彼には絶対にここにいてほしい」と話している。完全移籍には3000万ポンドの大金が必要とされているが、ジェラード監督はアストン・ヴィラがバルサとの交渉に臨むことを希望している。

バルセロナで思うように出場機会が得られなかったコウチーニョにとって、かつてリヴァプールでともに汗を流したジェラード監督から必要とされることは悪い状況ではないはずだ。

アストン・ヴィラにとっては勇気のいる買い物となってしまうが、コウチーニョは減俸を受け入れてでも、このクラブに買い取ってもらえるよう動くべきではないだろうか。

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