トルコ代表24試合で12ゴールに関与 レアル・マドリードで成長するギュレルはチームを2026W杯に導けるか

先日はブルガリアを撃破したトルコ photo/Getty Images

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今のトルコには楽しみな若手が揃っている

10日に2026ワールドカップ欧州予選でブルガリア代表と対戦し、6-1で大勝を飾ったトルコ代表。この大勝に大きく貢献したのがレアル・マドリードMFアルダ・ギュレル(20)、ユヴェントスFWケナン・ユルディズ(20)の若手コンビだ。

2人はすっかりトルコ代表の中心であり、レアルで定位置を確保しつつあるギュレルはこのゲームで1ゴール2アシスト、ユヴェントスの10番を背負うユルディズも2ゴールを記録。

この若手コンビを中盤深くからサポートする経験豊富なインテルMFハカン・チャルハノール、ドルトムントMFサリフ・エズジャン、ベシクタシュMFオルクン・コクチュなど、トルコも2026W杯で見たいチームの1つと言える。
若手ではフランクフルト所属の19歳MFジャン・ウズンも興味深い選手で、今のトルコは勢いに乗る若手をベテラン勢がサポートする形で回っている。

中でもギュレルの存在感は特別で、20歳にして代表キャップ数は24試合を数える。そこで6ゴール6アシストと、12ゴールに関与しているのだから見事だ。昨夏のEURO2024でも目立つ存在だったが、レアルでの経験から2026W杯ではさらに成長した姿を見せてくれるはず。

トルコは今回の欧州予選でグループEに入っていて、グループには優勝候補のスペインがいる。先月の直接対決では0-6と手痛くやられてしまい、現在トルコはスペインを勝ち点差3で追う2位となっている。欧州予選は各組1位がW杯へのストレートイン、2位はプレイオフへ回ることになり、トルコがスペインから首位を奪うのは現実的ではないか。欧州予選ならではの厳しさと言えるが、ギュレル&ユルディズを中心にトルコは出場権を掴めるか。



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