29歳となったポグバはここから巻き返せる? 復活のカギはフランス代表でのボランチコンビにあり

シーズンを重ねるごとに存在感が薄くなってしまっているポール・ポグバ photo/Getty images

移籍先としては複数のメガクラブの名前が挙げられている

来季からチームを率いる指揮官がアヤックスのエリック・テン・ハーグに決まったマンチェスター・ユナイテッド。報道では多くの選手が人員整理の対象になるといわれており、今季で契約の切れるポール・ポグバもその一人である。

ユナイテッドのアカデミーで育ち、その後イタリアの名門ユヴェントスで一気にワールドクラスの選手へと駆け上がったポグバ。2016年には8930万ポンドの高額な移籍金で古巣であるユナイテッドに復帰し、今季が契約最終年である。英『Sky Sport』によればクラブ側から延長の打診があるようだが、進展はないと報じられている。

このままではフリーでの移籍となるのだが、英『The Athletic』では理想の移籍先としてレアル・マドリード、チェルシー、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンの4クラブを候補に挙げている。

ポグバの29歳という年齢、怪我の多さ、年俸の高さと移籍に関わるマイナスな要素はいつくかあるが、いったんポグバが輝けるかどうかに焦点を置くと、どのクラブも運動量のある、守備に強みを持った中盤を保有している。これはポグバを獲得する上で重要なピースになる。

ポグバはボールを持った際の展開力やアイデア、狭いエリアを打開するテクニックなど素晴らしいスキルを持っているが、守備的なタスクを遂行することをそこまで得意としていない。そのため、ここ数年で活躍の見られたフランス代表ではエンゴロ・カンテやオーレリアン・チュアメニとコンビを組み躍動している。逆に言えば今のユナイテッドにはそういった選手はいない。それでも、ウェストハムのデクラン・ライス獲得を目指しているという話はあり、ライス獲得、ポグバが残留することになれば面白いコンビになることは間違いない。

英『The Athletic』では移籍前提で話を進めるのであれば、やはりPSGが移籍先としては濃厚となると主張している。ポグバの高給を払える数少ないクラブであり、カンテ、チュアメニタイプとしてイリドッサ・ゲイェ、レアンドロ・パレデス、ダニーロ・ペレイラとポグバをカバーできる選手は多い。また、セルヒオ・ラモスをフリーで獲得したようにそのシーズンに契約の切れる選手を集める傾向にある。ポグバはそれに当てはまると考えられ、獲得となっても不思議ではない。

今季は序盤のリーズ戦で一気に4アシストを記録するなど、好調スタートだったポグバ。しかし、離脱が増えるとコンディションが安定しなくなり、信頼を落としてしまった。オーレ・グンナー・スールシャール政権時に見られた左サイドハーフ起用はポグバの新境地だったが、現状では使われておらず、ユナイテッドでのキャリアは今季で終わってしまうのだろうか。

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