ローマの中盤補強に新たな名前 狙いを定めるのは“モウリーニョの愛弟子”か

ローマが獲得に動いているとされるマティッチ photo/Getty Images

今季限りでマンU退団の33歳

2022年夏、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるASローマは中盤に新たな選手を加えることとなるのだろうか。冬にもポルトからMFセルジオ・オリベイラを買取オプション付きのレンタルで獲得した同クラブだが、まだ中盤補強は終わらないかもしれない。

そんなローマのターゲットとなっているのは、マンチェスター・ユナイテッドに所属する元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(33)だ。先日、今季限りでのマンU退団を表明した同選手。伊『Gazetta dello Sport』によると、ローマはその一報を受け、すぐにマティッチとの交渉を開始した様子。早ければ近日中にも話がまとまる可能性があるようだ。

モウリーニョ監督とはチェルシー、そしてマンU時代に共闘した経験を持つマティッチ。年齢を重ねたことでシーズンフルでの稼働こそ難しくなってきているものの、いまだにその守備力は健在だ。身長194cmのフィジカルを活かした肉弾戦に強みを持つ同選手。今季のローマに彼のようなタイプの選手はいなかっただけに、加入となれば中盤の強度を引き上げる存在として期待できそうだ。モウリーニョ監督のサッカーを熟知している点も間違いなくプラス材料だろう。
少し前まで、中盤補強の候補としてはボルシアMGのフロリアン・ノイハウスやパリ・サンジェルマンのレアンドロ・パレデス、そしてホッフェンハイムのフロリアン・グリリッチュといった選手をリストアップしているとされていたローマ。しかし、ここにきて浮上したモウリーニョの愛弟子を確保することとなれば、高額な移籍金を支払わずとも中盤の強化を図ることが可能か。まだ今後どうなるかはわからないが、マティッチの動向には注目だ。

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