イタリアで最も優秀な守備者を巡って争奪戦が勃発? 3つの守備部門でセリエA上位スタッツを残す怪物CB

各方面から関心を寄せられているトリノのブレーメル photo/Getty images

どこが獲得するのか

21-22シーズンも佳境を迎えており、各クラブのフロントはすでに来季の補強について考えているころだろう。今シーズンで一気に伸びた選手もおり、特に資金力のあるプレミアリーグは各リーグの実力者を探しているはずだ。英『90min』によると、トリノのDFブレーメルがプレミア方面から多くの関心を寄せられており、特にリヴァプールが筆頭だという。また、インテルが獲得を目指しているとの話もあり、来夏の移籍市場で所属クラブを変える可能性は非常に高い。

母国ブラジルでキャリアをスタートさせ、2018年からセリエAのトリノでプレイしているブレーメル。19-20シーズンからトリノではすでにスタメンであり、今季は29試合で3ゴール1アシストを記録している。

トリノでは3バックの中央を任されるなどディフェンスリーダーでもあるセンターバックの選手で、特に守備能力が非常に高い。データサイト『SofaScore』によればインターセプト数100回はリーグトップ、クリア数114回はリーグ2位、空中戦勝利数118回はリーグ3位と3つの部門のスタッツでリーグ上位に数字を残している。さらに足元のボール扱う心得も持っており、攻守両面での活躍が期待できる。

そんなブレーメルを称賛する声は多く、イタリアメディア『Football Italia』はミラン戦でのパフォーマンスについて「彼の働きは素晴らしく、最高の選手であった」とトリノDFを絶賛している。実際に空中戦勝利数、インターセプト数共に4回でチームトップの数字を残しており、首位ミランの攻撃を封じている。

ブラジルからイタリアにやってきて守備一つでのし上がっているブレーメル。ブラジル代表には未招集だが、そのスタッツは圧倒的であり、彼を獲得するクラブは当分守備に困る必要はないだろう。

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