ヴィニシウスに次ぐ《ドリブル成功数2位》の実力 超攻撃型レフトバックにバルサも目をつけた

セルタで攻撃力を発揮するガラン photo/Getty Images

遅咲きながらリーガで活躍中

シャビ・エルナンデスの下で復活するバルセロナには、まだ世代交代のミッションが残っている。今もチームではDFジェラール・ピケ、ジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケッツ、さらには戻ってきた38歳のDFダニエウ・アウベスと、守備陣を中心にベテラン選手が目立つ。

バルセロナの最終ラインは特別で、攻守両面で高いレベルが求められる。サイドバックの場合は敵陣深くまで侵入して違いを生み出す攻撃性も必要だ。

スペイン『as』によると、その候補者の1人としてセルタDFハビ・ガランの名前が挙がっているという。
左サイドバックを担当するガランはジョルディ・アルバの後継者候補となるが、興味深いのはその攻撃性だ。今季のリーガ・エスパニョーラでは70回のドリブルを成功させており、これはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールの81回に次いでリーグ第2位の数字なのだ。

また、タックル成功数86回はリーグで第1位の数字だ。27歳と決して若いとは言えないが、この積極的な姿勢を1度ビッグクラブで見てみたい(データは『WhoScored』より)。

ガランは2015年からスペイン国内のコルドバ、2019年からはウエスカでプレイしてきた選手で、長らくスペイン2部でプレイしてきた苦労人だ。昨夏にはウエスカでの活躍が認められてセルタへ加わったが、その攻撃性はビッグクラブでも通用するのではないか。

ジョルディ・アルバの後継者候補としてはバレンシアのホセ・ガヤも挙げられるが、数字の面ではガランに注目が集まるのは当然と言えよう。

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