W杯のダークホースはどこだ 優勝候補をも脅かす大人気の“3チーム”に注目集まる

アフリカ屈指のタレント軍団・セネガル photo/Getty Images

十分に上位を狙える3チーム

ワールドカップ・カタール大会の組み分けが決まった。実力国がバランス良く分かれたように見えるが、今大会でサプライズチームとなるのはどこだろうか。

米『ESPN』がさっそくアンケートを取っているが、ダークホースとして人気なのはアフリカのセネガル代表、北中米カリブ海からカナダ代表、そして欧州からデンマーク代表の3チームだ。

このうち真のダークホースと呼べるのは36年ぶりに出場を決めたカナダか。セネガルは今冬のアフリカ・ネイションズカップを制した現アフリカ最強チームの1つであり、デンマークも昨夏のEURO2020でベスト4に入った実績がある。両チームは十分に強豪と言っていい。

カナダはベルギー、モロッコ、クロアチアと同居するグループFに入っており、決して楽なグループではない。構図としては前回大会ファイナリストのクロアチア、黄金世代のベルギーがベテランの目立つチームになっているのに対し、カナダは全体的にフレッシュな若手が多い。経験か、勢いかといった戦いになるだろう。

経験値では欧州2カ国が明らかに上だが、カナダも油断ならない。現状ベルギーとクロアチアの実力を考えると、両チームを優勝候補に挙げることは難しい。ややピークが過ぎつつあることから、カナダにも突破のチャンスはあるのではないか。

セネガルは開催国のカタール、オランダ、エクアドルと同じグループAだ。南米予選を勝ち抜いてきたエクアドル、ホームサポーターの後押しがあるカタールも怖いが、実力的にはセネガルとオランダが一歩上をいく。セネガルもベスト16を狙えるはずだ。

SNS上では「セネガルは今大会でサプライズを起こすだろう」、「セネガルこそダークホース。彼らの攻撃力は脅威」などセネガルをダークホースとしてプッシュする意見も目立つ。

カナダの実力が本物か試される photo/Getty Images

デンマークはEURO2020に続く上位進出を目指す

デンマークも組み合わせには恵まれた印象が強い。前回王者フランス、チュニジア、プレイオフの勝者(UAEorオーストラリアorペルー)と同じグループDに入ることになり、フランスに続く2位通過は十分に狙える。

何よりデンマークでは司令塔のクリスティアン・エリクセンが復帰しており、上手くいけばEURO2020以上の戦力でワールドカップを戦えるかもしれない。ベスト8やベスト4も夢ではない。

他にSNS上ではポルトガル、ウルグアイ、韓国と同じグループHに入ったガーナ代表、イングランド、イラン、プレイオフ勝者(ウクライナorウェールズorスコットランド)と同じグループBに入ったアメリカ代表をダークホースに推す声もある。これもアメリカは十分ベスト16を狙えるだろう。

ここで名前の出たサプライズ候補はいずれもグループを突破する力があるように思えるが、大会を盛り上げてくれるのはどこになるのか。欧州や南米だけでなく、今大会は北中米やアフリカからも力のあるチームが出てきている。予想のつかない面白い大会となりそうだ。

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