退場処分も松木の持つポテンシャルは代表レベル FC東京を支える魅力的な2枚のインサイドハーフ

十分なポテンシャルを示す松木玖生 photo/Getty images

走力を武器に攻守両面を活性化させる

アルベル・プッチ・オルトネダ監督のもとで今季新体制をスタートしているFC東京。開幕戦では0-1と川崎フロンターレに敗れたが、内容は勝ってもおかしくないものであり、序盤からサプライズチームの一つとなっている。その後はセレッソ大阪、サンフレッチェ広島、京都サンガF.C.を破って3連勝の中で横浜F・マリノス戦を迎えた。

結果は1-2と敗戦で連勝が途切れることになったが、インサイドハーフで起用されている松木玖生、安部柊斗は試合を通じて大きな存在感を示した。

松木、安部の共通する武器は走力だ。攻守ともに多くの局面で顔を出しており、松木は75分で退場となったが、走行距離は9.8km、スプリント数は18回を記録。安部は86分にベンチに退きながらも11.3km、スプリント数はディエゴ・オリヴェイラの29回に続く27回を記録している。彼らがチームのエンジンとして走り回り、F・マリノスを苦しめていた。特に守備時はボールの出し手となる喜田拓也と渡辺皓太を徹底マークしており、最前線のオリヴェイラと共にF・マリノスのビルドアップを外回りになるように仕向けていた。

退場は残念だったが、特に松木のパフォーマンスは良かった。試合開始直後にイエローカードを貰ってしまったのはいただけないが、その後も積極性を見せ、球際の強さを存分に発揮している。パスを受けた後のアイデアも抜群であり、開幕から継続して起用されていることが分かるパフォーマンスだった。サッカーというのはトライエンドエラーの繰り返しであり、退場に関しては良い勉強となったか。積極性は松木の良い武器であり、これを失わずに成長してほしい。

アルベル体制での象徴ともいえる松木と安部のインサイドハーフ。ここまでは彼らがリーグ戦では全試合に出場しており、松木が次節出られなくなったことで別の選手にチャンスが与えられることになる。このポジションは非常に重要であり、誰が起用されるのか注目したい(データは『Jリーグ公式』より)。

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