2025明治安田J1リーグ第21節が21日と22日に行われた。
ここまで2連敗と調子が上がらない鹿島アントラーズと川崎フロンターレの上位対決。前半からホームの川崎が押し込む展開になる中、25分にロングパスからチャンスが生まれ、FWレオ・セアラが決めて鹿島が先制。川崎は43分にMF伊藤達哉のゴールで同点に追いつくと、58分に途中出場のFWマルシーニョが決めて逆転。その後スコアは動かず川崎が勝利し、この試合の後にチームを離脱するDF高井幸大のラストマッチを勝利で飾った。一方鹿島は3連敗で4位に転落した。
変わって首位に浮上したのが柏レイソル。ホームで行われたFC東京との試合は73分にDF小屋松知哉のクロスにMF久保藤次郎が頭で合わせて柏が先制。以降もFC東京が攻勢を強めるが、最後までゴールを割らせなかった柏が勝利。今週から始まるE-1選手権の日本代表に選ばれた久保のゴールが決勝点となり、勝ち点を44にのばした。
そのほか、降格圏同士の対戦となった横浜F・マリノスと横浜FCの“横浜ダービー”はFWアンデルソン・ロペスのPK弾で横浜FMが5試合ぶり勝利。ファジアーノ岡山とサンフレッチェ広島の“中国ダービー”は、試合終了間際にこちらも日本代表に選出されたFW中村草太のゴールで広島が勝利。“大阪ダービー”はガンバ大阪が開幕戦の雪辱を果たす結果となった。
【第23節試合結果】
7月5日(土)
川崎フロンターレ 2-1 鹿島アントラーズ
柏レイソル 1-0 FC東京
横浜FC 0-1 横浜F・マリノス
ファジアーノ岡山 0-1 サンフレッチェ広島
セレッソ大阪 0-1 ガンバ大阪
FC町田ゼルビア 3-0 清水エスパルス
名古屋グランパス 0-0 東京ヴェルディ
京都サンガF.C. 2-1 アルビレックス新潟
ヴィッセル神戸 4-0 湘南ベルマーレ
7月27日(日)
19:00 浦和レッズ vs アビスパ福岡
【順位】
1位 柏(44/+11)
2位 神戸(43/+11)
3位 京都(41/+11)
4位 鹿島(41/+11)
5位 広島(39/+9)
6位 川崎F(38/+13)
7位 町田(37/+8)
8位 浦和(34/+6)
9位 C大阪(33/+4)
10位 G大阪(31/-3)
11位 岡山(30/-1)
12位 福岡(30/-2)
13位 名古屋(28/-2)
14位 東京V(28/-8)
15位 清水(27/-5)
16位 FC東京(26/-8)
17位 湘南(23/-14)
18位 横浜FC(19/-14)
18位 新潟(19/-15)
20位 横浜FM(18/-12)