「膝の高さよりも低いボールでは……」 ドルトムントで噴出する新たな悩みとは

CKの精度低下が指摘されているブラント photo/Getty Images

ブラントはどうしてしまったのか

自慢だったはずのキック精度が低い。ここ最近、ドルトムントのテクニシャンは一体どうしてしまったのだろうか。コーナーキックは大きな得点のチャンスとなるはずだが、同クラブでキッカーを務めるMFユリアン・ブラントはここのところ精細を欠いている。

1月に行われたブンデスリーガ第19節のフライブルク戦ではCKから2アシストを記録するなど、プレイスキッカーとしてのクオリテイはかねてより高く評価されていたブラント。ピンポイントで供給されるクロスは絶妙で、以前までドルトムントのセットプレイには得点の匂いがしていた。

しかし、現地時間27日に行われたアウクスブルク戦におけるブラントのCKは不発。中央の味方に合わないだけであればまだよかったかもしれないが、キックミスのような形で手前に転がるパターンも何度か見られた。この試合における彼のCKからは、まったく得点が匂いがしなかったと言っても決して大袈裟ではないはずだ。
そんなブラントのキックに関しては、独『Sport 1』も「絶望的なコーナーキック。膝の高さよりも低いボールではチャンスは生まれない」と苦言を呈している。精度の高いキックが持ち味であるはずのブラントだが、ここ最近の彼は一体どうしてしまったのだろうか。彼の調子さえ戻ってくれば、ドルトムントのCKは大きな武器となるはずだが……。

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