アーセナルは彼をどうするつもりなのか 遠藤航に並ぶ守備スタッツを叩き出すシュツットガルトDF

ドイツで評価を高め続けるマヴロパノス photo/Getty Images

実力を伸ばしている

遠藤航と伊藤洋輝を擁するシュツットガルトは今季ドイツで苦戦を強いられている。昨季は9位でフィニッシュしたが、今季はここまで4勝6分11敗と負けが多く、苦しい状況に追い込まれている。

それでも、遠藤や伊藤のように高いパフォーマンスを見せている選手はおり、コンスタンティノス・マヴロパノスもその一人だ。

2018年にアーセナルに加入し、2020年からローンでシュトゥットガルトに加わっているマヴロパノス。今季はリーグ戦で21試合のうち18試合に出場しており、DFながらここまで4ゴールと得点力の高さを見せている。守備のスタッツでは遠藤とマヴロパノスの2人がチーム内でのスタッツを争っており、地上戦でのデュエル勝利数(113回)、タックル数(46回)は遠藤が、空中戦でのデュエル勝利数(53回)、インターセプト数(41回)はマヴロパノスがチーム内でトップの数字を残している。

そんなマヴロパノスだが、気になるのは今後の去就だ。保有元はアーセナルであり、シュツットガルトでの期限付き移籍は今季までとなっている。今のアーセナルは選手層が薄く、来季欧州のコンペティションに出場することになれば、呼び戻される可能性はある。

英『football.london』によれば今季シュツットガルトが1部に残留となれば、300万ユーロの買い取り義務が発生するようだ。しかし、このまま状況が好転せず、2部降格となればまた話は変わってくる。本人は再びプレミアリーグでプレイしたいと語っており、アーセナルに戻る選択肢はある。

ドイツでの2年間の修行の末、期待できるセンターバックに成長したマヴロパノス。同じようにアーセナルからローンでマルセイユに加わっているウィリアム・サリバとの兼ね合いもあるが、来季彼はどのクラブでプレイするのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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