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日本代表10番南野拓実は不動の存在ではない? 彼の地位を脅かすことのできる2人のドリブラー|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

日本代表10番南野拓実は不動の存在ではない? 彼の地位を脅かすことのできる2人のドリブラー

ここまで継続して起用されているがアジア最終予選では1ゴールと寂しい南野 photo/Getty Images

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競争力を高めるためにも多くの選手を見てみたい

代表で10番を背負う南野拓実の得点を含む2ゴールで、サウジアラビアに勝利したサムライブルー。これで中国戦に続き白星を挙げており、今回の代表ウィークを2連勝で終えた。次回の3月に予定されているオーストラリア戦に勝利すればグループステージ2位以上でのフィニッシュが確定し、ワールドカップ・カタール大会への出場権を獲得することができる。

このように3月のオーストラリア戦は重要な試合になるといえるが、メンバーはこのまま固定されてしまうのだろうか。

前回のオーストラリア戦から[4-3-3]を採用しており、それがハマり今の5連勝につながっているのだが、メンバーの固定化が目立つ。特に今回の代表ウィークでは中国戦、サウジアラビア戦共にスタメンは同じであった。

特に気になるのは左サイドの南野拓実だ。サウジアラビア戦でゴールを決めヒーローとなった代表の10番だが、輝ける場面が少なく、扱いが難しい選手になっている。サウジアラビア戦でのゴールが最終予選初ゴールであり、伊東純也のように大量得点は見込めない。今後左サイドで起用するにしても、ライバルを増やし競争力を高める必要がある。

第一候補はベルギーでプレイしている三笘薫だ。今回は怪我で呼ばれなかった同選手だが、昨年の11月オマーン戦で左サイドに入り、得意のドリブルから何度も好機を生み出している。南野とは違い左サイドから攻撃を作れる選手であり、南野のポジションを脅かす一番の存在といっていいだろう。

奥川雅也は代表とは縁のない選手だが、今季ドイツのビーレフェルトで7ゴールを決め、存在感を高めている。奥川は南野と同じく中央で得点に絡むことができ、サイドからドリブル突破で違いを作ることができる。守備意識は海外で鍛えられており、FWながらここまで329回のプレッシングを行っている。アレッサンドロ・シェプフに続くチーム2番目の数字を残しており、この献身性は評価されるべきだ。

両者ともに守備意識の高い攻撃的なプレイヤーであり、今の代表の問題である左サイドからの攻撃を活性化させることのできる人物だ。南野とも十分にポジションを争えるといえるが、森保一監督の今後の采配に注目したい(データは『FBREF』より)。

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