日本の10番南野拓実の技術は突出している 彼の能力を最大限に生かすポジションはどこなのか

南野のゴール前での強さは今後も発揮してもらいたい photo/Getty Images

今後の課題となりそうだ

1日にアジア最終予選サウジアラビア戦が行われ、日本代表は2-0で勝利を収めた。序盤は相手に押し込まれることになったが、守田英正や田中碧のような狭い局面で違いを見せられる選手が躍動し、勝ち点3を獲得している。これで首位サウジアラビアとの勝ち点差は1ポイントとなった。

ワールドカップ・カタール大会に出場するための大きな白星となったこの試合だが、前線で輝きを放ったのは10番を背負う南野拓実だ。

ここまで何かと批判されがちな同選手だが、持っている技術は高く、サウジアラビア戦はそれを証明する試合となった。特にゴールシーンではそれが顕著に出ており、ボックス内で相手を冷静にかわしゴールできる選手はなかなかいない。

このシーンからも分かる通り南野は中央で輝く選手だ。サイドでは基本的にドリブルを仕掛けず、バックパスや横パスを選択しており、ミスを避けているように見える。それであれば、わざわざ南野をサイドで起用する必要はなく、彼の強みを生かし続けられる中央に配置すべきだろう。

現状のフォーメーションを崩さず、南野を中央に置くのであれば大迫勇也に代わりセンターフォワードで起用すべきだ。大迫も要所要所で違いを見せるが、大迫でなければならないシーンは見せられていない。南野であればある程度のキープ力もあり、大迫の代役をこなしつつリヴァプール仕込みの守備で相手にプレッシャーを与えられるだろう。

中盤を2枚にし、トップ下で南野を起用する案もあるが、今の遠藤航、田中碧、守田英正のトリオを崩すのは非常に勿体なく、使うとすればやはりCFでの起用が現実的なのか。

ボックス内で大仕事をやり遂げ、チームを勝利に導いた南野。守備技術の高さ、各局面でのテクニックは突出しており、彼が最も輝く適正ポジションを探すことがW杯・カタール大会までの課題となるか。

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